どうも皆さんこんにちは、100種類以上の植物を育てているポパイと申します。
今回はベラゴリウムトリステの発根管理についてやったいきたいと思います!
目次
ペラルゴニウムトリステとは
南アフリカ、北ケープ州から西ケープ州の荒れた斜面などに自生する冬型塊根植物です。現地だと塊根部分は地中にあり、葉だけが地上に広がるよう育ちます。塊根部分を大きくしたいのなら地中に埋めて育てると大きくなりやすいです。しかし、夏場の蒸れには弱いので暑い季節の水やりにはとくに注意が必要です。
実践編
写真のものは某フリマサイトから購入したもので、令和5年9月5日に購入しました。左上の部分に少し芽が見えますね🌱
触った感覚はかっちりしていますが、なにぶん乾燥している感が否めないので早めに発根管理に移りたいと思います。
用意するものは
- ルートン(発根促進剤)、ルートンを溶かす用の水と皿
- 植木鉢(前回の投稿で穴あけしたもの)
- 鉢底ネット
- ハビタットスタイルを目指して石も用意
- 土(市販の多肉植物用の土に赤土、鹿沼土、ゼオライトを6:2:1:1で混ぜたもの)
準備が整ったら早速やっていきましょう!
まずはルートンを水でとかしてトリステの発根してもらいたい部分に塗っていきましょう!薄く塗る程度で構いません。
塗り終わったら鉢底ネットを設定しましょう。ここでひと工夫
写真のように、鉢底ネットを台形になるよう意識して両手の親指、人差し指を使って形成します。この処置をすることで圧倒的に水捌けがよくなるのでおススメです!
写真のように鉢底ネットをセットしたら土を入れていきます。今回軽石は使いません。理由は準備を忘れたからです。まあ土も粗いしいい感じなんとかなるでしょう笑
完成です!
今回はハビタットスタイルという現地風景を意識した植え込みと発根管理を兼ねた植え付けでした。使った石はキャンプで使ってる火打石の欠片です。あとは化粧砂を敷きたいですが無いので割愛します笑
管理方法
管理方法については、関東の9月中の平均気温が約25℃と丁度よかったので育成ライト等は使ってません(そもそも持ってない笑)
置き場所は西側の風通しのよい屋内窓際に置きました。
水やりは植え込んだ直後に鉢底から水が溢れるほどたっぷりと、あとは1週間に1回ほど霧吹きで株全体を湿らしていました。
結局肥料も使わずに、ほぼほったらかしで管理していました。
上の写真は植え込みから1ヶ月後の写真です。
丁度この頃から株のグラつきがなくなり無事発根してくれました。
まとめ
- 株本体に発根促進剤(ルートン)を塗り、水捌けのよい土に植え込む。
- 管理温度は25℃前後、季節を選ぶが育成ライトやヒーターでも対応可能。
- 置き場所は風通りの良い西側の窓際に置いた。
- 水やりは最初の植え込み時にたっぷりと、あとは1週間に1度、霧吹きで株全体を湿らせた。
以上となります。初めてのペラルゴニウムトリステの発根管理で挑戦的な意味合いが大きかったですが、無事発根してくれて一安心です。やはりコツとしては現地の育った環境に近づけるのがどの植物の発根管理にも言えることだと思いました。ただ、発根はまだスタートラインです。ここからトリ助(トリステ、勝手に命名)が元気にかっこよく育つように見守っていきます。
発根管理はやっぱり楽しい!発根管理をすれば、植物の幅が広がりより充実した植物との生活を楽しめるようになります!
最後まで拝見いただきありがとうございます。皆さまがより良い植物ライフをおくれるよう、これからも情報発信していきますのでぜひご覧ください!
それではよい植物ライフを!
2ヶ月後
写真は植え込みから更に2ヶ月後となります。ここまできたら一安心
今後の成長の推移や夏越しの方法も随時更新しますのでお楽しみに!