ガジュマル挿木で盆栽に挑戦!

2023-08-29

どうも皆さんこんにちは。100種類以上の植物を育てているポパイです。今回は私の愛してやまないガジュマルからカットした枝を挿木で盆栽風に仕立てていきたいと思います。

実のところ、私が今まで挑戦したガジュマルのカット枝による発根確率…..驚異の100%!自信ありです!笑

今までガジュマルを育ててきて気をつけなければいけないこと、良かったことなど発信します。

皆さんの参考になれば幸いです!

ガジュマルとは

下の写真は我が家にきて7年目のガジュマルのです。おしゃれに我が家を彩ってくれてます!

まず簡単にガジュマルの基本プロフィールを発表します。

  • 原産地は沖縄やオーストラリア、台湾など
  • 沖縄ではキジムナーっていう精霊が宿ると言われてる
  • 管理はすごく簡単で、我が家は最低気温が5℃以下になる季節以外は屋外管理
  • 水やりは土が乾いてからたっぷりあげれば大丈夫(最低気温10℃以下の場合、乾いてから3日空けてたっぷり水やり)
  • 病害虫がつきにくく、とっても育てやすい!
  • 枝や葉っぱを切った時にでる白い液は皮膚がかぶれるので注意!
  • 塊根植物っぽくてかっこいい!

となります。かなり簡単にまとめましたが、個人的に育てやすさは我が家の植物たちの中でもトップクラス!ゴムの木系はどの子も育てやすいですね!

見た目もかわいく、どんなインテリアにも馴染みそうです。

ガジュマルの紹介はここらへんにして、早速カット枝を盆栽風に仕立てていきましょう!

準備するもの

  • カットしたガジュマルの枝
  • 赤玉土、細かいの
  • 軽石、細かいの
  • 土入れ(なければスプーンとかでも全然OK)
  • 鉢、網、針金(柔らかいの)

となります。ガジュマルの枝はカットした際に白い液が出てきて、付着すると皮膚がかぶれるのですぐ洗い流してください。

ガジュマルのカット枝の入手方法はフリマサイト等で安価で購入できるので是非覗いてみてください。

赤玉土は細かい方がガジュマル挿木の発根には適しています。粒子が細かいので水もちが良く、水が好きなガジュマルの発根管理に最適です!

針金は柔らかめのもので、盆栽風に枝を形づけるので使用します。

実践編

それでは実際にやってみましょう!

まずは底に網をセット、針金を写真のように通します。

裏面はこんな感じで固定(やり方は人それぞれ)結構適当ですw

固定ができたら、鉢底石を入れていきます。鉢が小さいので、水捌けが良くなりすぎないように細かめの鉢底石にしました。

パラパラ〜っと、この大きさの鉢(高さ約5cm)だと深さ5mm程度で十分かな。

軽石が大きいと水はけが良くなりすぎるので注意!今回は盆栽風+発根管理も兼ねているので水はけには特に気を遣ってます。

細かい軽石を持ってると多肉や塊根系、アガベ系でも使用できるので持っていて損はなしです!

次に赤玉土を入れていきます。6割程度土を入れたら枝の位置を決めて更に下の写真くらいまで土を入れちゃいましょう!

盆栽では土の表面が乾きにくくするために苔を表面に敷いたりします。いい苔が手に入ったら敷くために、若干(3mmほど)ウォータースペースを空けています。また、針金で枝を横向きに走らせたいのでクルクルと巻きました。ここで最初に底で固定していたことが活きてきますね!固定していないと盆栽鉢だと浅すぎて針金が枝とともにグラグラと動いちゃいます!

最後にちょっとわさわさしていたので葉っぱをカットして完成!葉っぱをカットするのは蒸散を防いで根っこを育てる役割もあります。

ここからは、土を乾かさないように、直射日光の当たらない風通しの良いところで保管します。液体肥料とや活力剤等は一切使用なし!

その後の経過

約1ヶ月が経ちました。

庭に生えていた苔と落ちてた石、あとは富士砂をぱらっと撒いてかなりそれっぽくなってきました。

枝がぐらつかないので無事発根してくれたみたいです!

注意すること

  • 切り口を斜めにカット
  • 白い液をしっかりと洗い流す
  • その後30分水につける
  • 植え込み時に切り口を傷つけないよう優しく植え込む
  • 植え込み後は発根が確認できるまで土が乾かないように管理
  • 置き場所は直射日光の当たらない風通しのよい場所

以上6点に注意してもらえれば、ほぼ100%発根すると思います!実際私は、この方法で100%ガジュマルの発根管理に成功しています!

まとめ

  • 細かい赤玉土、軽石を準備しよう
  • 盆栽は長い年月をかけて楽しむもの、修正は効くので思うがままに針金を巻いてみよう!
  • 発根管理に関して、発根が確認できるまでしっかりと土を乾かさないように注意しよう!
  • 置き場所は直射日光の当たらない、風通しのよいところに置こう!
  • 蒸散を防ぐために、余分な葉は切り落として、根っこが成長できるようにしよう!

以上となります。ガジュマルはその性質上、盆栽にとても向いている植物だと個人的に思います。是非育てやすいガジュマルを盆栽風に仕立てて、和の世界観をお家に取り込みましょう!

最後まで読んでいただきありがとうございます!それではみなさん、良い植物ライフを!