どうも皆さん初めまして、7年にわたり100種類以上の植物を育成しているポパイと申します。
今日はアガベの胴切りについてです。
胴切りとはその名のとおり、アガベの胴の部分を切り離す作業のことです。
- 調子を崩して下葉が枯れたもの
- 根がパンパンに詰まった株
- 効率よく子株を採取するため
以上3点に当てはまった方は、是非チャレンジしてみてください!
胴切りに適した時期は3月半ばから10月
で適した時期に行うことで切ったあとに子株もじゃんじゃん出てきますよ!
大切なアガベを真っ二つにするってなんだか不安ですよね
その気持ちすごく分かります。
私も今回初めて胴切りに挑戦しましたが、やり方さえ間違えなければ全くおそれるものではありませんでした!経過もあわせて掲載しますので参考にしてください。
今回はみなさんの不安を少しでも解消し、園芸初心者の方でもわかりやすく解説しましたので、この投稿をみて、子株大量GETしちゃいましょう!
必要な道具
- カッター
- ライター
- 手袋
の3つだけ!
カッターはアガベ切断用(刃がしなるので使いやすい!)
ライターはカッターの消毒用、手袋は鋭い棘から手を保護するために用意します。
実践編
それでは早速やってみましょう!!
今回胴切りする子は「トレードウィンズ」
3年ほど前に購入したお気に入りの株
下葉が寒さでかなりいたんでしまったので胴切りでリセットします!(あわよくば子株大量GET…)
まずカッターをライターで炙ります。(刃が大変熱いのであなたもアガベも火傷注意)
胴切りしやすくするために、また、残ったアガベの土台が病気になりにくくするために下にある葉を落としていきます。(この子は下葉がほぼ枯れてたので全部落としちゃいました…)
この時に、土台の葉を残すと光合成が促進され、子株が吹きやすくなるので比較的状態の良い下葉は残しておくのをおすすめします。
上の写真のように葉に縦の切り込みを入れると簡単に手で取れます。
アガベの下1センチほど空間があるとカッターで切りはなしやすかったです。ちなみにカッターを使用する理由として、刃がしなるので他の葉を傷つけないよう微動作できるためです。あとは、ワイヤーなんかも切りやすいらしいです。
いよいよ切断開始
この時しっかりと鉢を固定しましょう(私は足で挟んで固定しました)。
結構綺麗に切れたんじゃないでしょうか!少し黒くなっているのはカッターについたススですね。
あとは、天(胴切りして切り離したほう)、土台(根っこが生えてるほう)部分ともに
雨の当たらない風通しのいい場所で保管します。
しっかり乾いたら天の部分は発根管理を
土台部分は環境にあった水やりを実施(今までの水やり頻度でOK)し、子株がどんどん芽吹いてくるのを観察してください。
まとめ
- カッター、ライター、手袋を準備する。
- カッターをライターであぶり、1分ほど待つ。
- 不要な葉を落とす。この時、土台に葉を少し残すと子株が吹きやすくなる。
- 1センチほどの隙間を作り、鉢をしっかりと固定して切断する。
- 雨が当たらない風通しのいい場所で管理する。
以上5ステップとなります。
これからの季節、ぜひ胴切りにチャレンジして頂いてお気に入りの株の子株を大量GETしちゃいましょう!
では良い一日を。