絵を描くならApple Pencilはどれがいい?|Procreateで使う人向けの選び方【2026年版】

絵を描くならApple Pencilはどれがいい?|Procreateで使う人向けの選び方【2026年版】

「iPadで絵を描いてみたい。」

そう思ってiPadを調べ始めると、次に出てくるのが、

「Apple Pencilって、結局どれを買えばいいの?」

という問題です。

僕自身、iPadとProcreateを使って絵本やイラストを制作しています。

絵本『てとて』も、仕事へ向かう電車の中でiPadを開き、少しずつ描き進めて完成させました。

だからApple Pencilは、僕にとって単なるiPadの周辺機器ではありません。

作品を作るための「画材」のひとつです。

今回は、これからiPadで絵を描きたい人に向けて、Apple Pencilをどう選べばいいのかをまとめます。


まず一番大事なのは「自分のiPadで使えるか」

Apple Pencil proで描いた絵本の1ページ

Apple Pencil選びで最初に確認してほしいのが、

Apple Pencilなら、どれでも自分のiPadで使えるわけではない

ということです。

2026年現在、Apple PencilにはApple Pencil Pro、Apple Pencil(USB-C)、Apple Pencil(第2世代)、Apple Pencil(第1世代)などがあり、対応するiPadがそれぞれ違います。

例えばApple Pencil Proは、現在のiPad Pro M4・M5、iPad Air M2・M3・M4、iPad mini(A17 Pro)などに対応しています。

なので、

「Apple Pencil Proが一番新しいから、とりあえずこれを買おう」

ではなく、

①持っているiPadを確認する②対応するApple Pencilを確認する③その中から用途に合うものを選ぶ

この順番がおすすめです。


僕なら「絵を描くかどうか」で選ぶ

Apple Pencilを使う目的が、

・メモを書く
・PDFへ書き込む
・ちょっとしたスケッチをする

という程度なら、必要以上に高性能なものを選ばなくてもいいと思います。

でも、

Procreateで本格的にイラストを描きたい。

絵本を作りたい。

将来的に作品として印刷したい。

という人なら、話は少し変わります。

僕なら「安いか高いか」だけではなく、

描いているときの感覚

を重視します。


ProcreateとApple Pencilは相性がいい

僕が制作に使っているアプリがProcreateです。

ProcreateではApple Pencilの筆圧や傾きなどを利用してブラシを操作できます。Apple Pencil Proではスクイーズやバレルロールにも対応しています。

例えば、

軽く描けば細く。

少し力を入れれば太く。

鉛筆を寝かせるように描けば、また違う表情になる。

こういう小さな違いが、絵を描いていると結構大きいんです。

紙に鉛筆で描く感覚とまったく同じではありません。

でも、

「手で描いている感覚を残したままデジタルの便利さを使える」

というところが、僕は気に入っています。


筆圧はProcreate側でも調整できる

僕自身、デジタルだからといって機械に合わせて描く必要はないと思っています。

ProcreateにはApple Pencilの筆圧を調整する機能があります。

「もっと軽い力で太い線を出したい」

「逆に、軽く触れたときは細い線にしたい」

という場合には、筆圧カーブを調整できます。

これもデジタル制作の面白いところです。

画材を自分に合わせていく感覚に近いかもしれません。


Apple Pencil Proはこんな人に向いている

僕なら、

これからiPadで本格的に作品制作を続けたい人

はApple Pencil Proを候補にします。

ProcreateではApple Pencil Proのスクイーズやバレルロールにも対応しているため、対応ブラシなどを使えば制作方法の幅をさらに広げられます。

特に、

・イラストをたくさん描く
・Procreateを長く使う
・絵本を制作する
・仕事でもiPadを使う
・対応する新しいiPadを持っている

という人なら検討する価値があると思います。

ただし、

Apple Pencil Proを使うためだけに無理してiPadまで買い替える必要はない

とも思っています。

今持っている環境で作品が作れるなら、まず描き始める。

僕ならそちらを優先します。

Apple Pencil Proを確認する


Apple Pencil(USB-C)はどう?

Apple Pencil(USB-C)はApple公式ストアで現在14,800円。

USB-Cケーブルでペアリング・充電でき、iPad側面へマグネットで取り付けることもできます。

対応機種も比較的広く、iPad(A16)、第10世代iPad、iPad Air、iPad mini、複数世代のiPad Proなどで利用できます。

「まずApple Pencilを使ってみたい」

という人には選択肢のひとつです。

ただし、絵を描く目的なら価格だけで決めず、自分が必要とする描画機能が備わっているかまで確認してから購入することをおすすめします。

Apple Pencil(USB-C)を確認する


初心者ほど「一番高いもの」は必要ない

これはiPadの記事でも書きましたが、

僕は、

最初から一番高い機材をそろえる必要はない

と思っています。

僕自身、本格的に絵を描き始めたのは30歳になってからでした。

最初から画家だったわけでも、絵本作家だったわけでもありません。

仕事をしながら、

電車で30分。

空いた時間で少し。

また次の日に少し。

そうやって作品を作ってきました。

大切だったのは、高い機材を持っていたことではなく、

「描ける環境が手元にあったこと」

でした。


Apple Pencilと一緒にそろえたいもの

最初から周辺機器を全部買う必要はありません。

僕ならまず、

iPad対応するApple PencilProcreate

ここから始めます。

そして実際に描きながら、

「画面をもう少し紙っぽい感触にしたい」

「Apple Pencilを持ちやすくしたい」

「持ち運ぶときに保護したい」

と思ったら、

・ペーパーライクフィルム
・Apple Pencil用グリップ
・iPadケース
・替え芯

などを追加していけば十分です。

このあたりは、実際に制作を続けていくと「自分に必要なもの」が見えてきます。

ペーパーライクフィルムを見る


僕が機材より大切だと思っていること

iPadもApple Pencilも、本当に便利です。

でも、

Apple Pencilを買ったから絵が上手くなるわけではありません。

Procreateを入れたから作品が完成するわけでもありません。

結局は、

一枚描く。

また描く。

失敗する。

また描く。

その積み重ねです。

僕の絵本もそうでした。

電車の中で描いた30分。

家で描いた少しの時間。

そういう時間が積み重なって、一冊になりました。

だからApple Pencilを選ぶときも、

「一番すごいものはどれ?」

ではなく、

「自分が一番描き続けられるものはどれ?」

という視点で選んでみてください。


まとめ|Apple Pencilは「作品を作るための道具」として選ぶ

これからiPadで絵を描くなら、

まず自分のiPadを確認する。

対応するApple Pencilを確認する。

そして、

自分がどんな絵を描きたいのかを考える。

これで十分です。

僕自身も最初から完璧な制作環境があったわけではありません。

でもiPadを開いて、一枚描いた。

そこから絵本が生まれ、作品が増え、今は画家・絵本作家として活動しています。

道具は作品を作ってくれるものではありません。

でも、

作品を生み出す最初の一歩を、ものすごく小さくしてくれる。

Apple Pencilは、僕にとってそんな道具です。


あわせて読みたい

「Procreateで絵本を作る方法|iPadで『てとて』を完成させた僕の制作手順」

iPadとApple Pencilをそろえた後、実際に絵本を作る流れはこちらの記事へ。物語づくりからレイヤー、文字配置、書き出しまで既存記事で解説しています。


最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

僕は画家・絵本作家として、「想いを、物語に。」をテーマに活動しています。

作品だけではなく、絵本が生まれるまでの制作過程や、イベント・企業・地域との取り組みなども発信しています。

想いを、物語に。

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