絵本づくりでiPadを選んだ理由|画家・絵本作家が紙ではなくデジタルを使うメリット

絵本づくりでiPadを選んだ理由|画家・絵本作家が紙ではなくデジタルを使うメリット

「絵本って、紙で描くもの。」

以前の僕もそう思っていました。

スケッチブックを持ち歩きアイデアを描き留め、家に帰って続きを描く。

そんな制作スタイルが当たり前でした。

でも今は、制作の多くをiPadで行っています。

今日は、実際に使い続けて感じた「iPadだからこそできること」をお話しします。

全てiPadで描いた絵本「てとて」

描く時間ではなく、「描ける時間」が増えた

僕が一番大きく感じた変化はここです。

制作時間が増えたのではありません。

制作できるタイミングが増えました。

移動中の電車。

カフェで待ち合わせまでの20分。

イベントの準備が始まる前の少しの時間。

以前なら何もできなかった時間が、制作時間へ変わりました。


レイヤー機能は、挑戦する勇気をくれる

紙だと、

「失敗したらどうしよう。」

そんな気持ちが先に来る方もいるんではないでしょうか?

でもiPadのプロクリエイトというアプリには(他のほとんどのお絵描きアプリにもあり)レイヤー機能があります。

背景。

人物。

文字。

それぞれを別々に描けるので、修正がとても簡単です。

だから新しい表現にも挑戦しやすくなりました。

下描きも自由自在

『てとて』も移動時間から生まれた

僕が制作した絵本『てとて』。

実は、ほとんどを通勤時間の電車の中で描きあげました。移動時間の積み重ねが本当に大きいです。

5分だけ描く。

保存する。

また続きを描く。

その繰り返しで、一冊の絵本が完成しました。

「まとまった時間がないから描けない。」

そう思っていた頃の僕には想像できなかったことです。

2作目の「てとて オニのきもち」もiPad &ほぼ電車時間で制作

デジタルだから伝わることもある

紙の温かさは今でも好きです。

でもデジタルだからこそ届けられる表現もあります。

色を試す。

構図を変える。

光を足す。

何度でも納得するまで挑戦できます。

道具は違っても、届けたい想いは変わりません。

感覚的には紙に描くか、iPadを紙や支持体と見立てて描いてるか、

くらいの違いです。


まとめ

iPadは「絵を描く道具」ではなく、

作品を生み出す機会を増やしてくれる道具だと僕は思っています。

もしこれから絵を始めたい人がいたら、

まずは完璧を目指さず、一枚描いてみてください。

その一枚が、次の作品へつながっていきます。


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