会社には、それぞれ物語があります。
なぜ、この会社をつくったのか。
最初のお客さんは誰だったのか。
うまくいかなかったとき、何を支えに続けてきたのか。
そして、これから何を大切にしていきたいのか。
でも、そうした大切な話ほど、会社案内の数行やホームページの「企業理念」という欄だけに収まっていることがあります。
僕は画家・絵本作家として活動するなかで、
「会社の想いこそ、物語にしたらもっと伝わるんじゃないか。」
と考えるようになりました。
そこで僕が取り組んでいるのが、企業の理念や創業ストーリーを一冊の絵本にすることです。
今回は、企業絵本とはどんなものなのか。周年記念、採用、ブランディング、社員やその家族への発信など、どんな使い方ができるのか。そして気になる費用の目安まで、絵本作家として考えてみます。
- 対応内容:企業理念・創業ストーリーの絵本化、ブランドストーリー制作
- 対応エリア:神奈川県厚木市を拠点に全国対応
- ご相談:無料(内容が決まっていない段階からでも可)
- 制作期間の目安:内容やページ数により変動(お問い合わせ時にご案内)
目次
企業絵本とは?
僕が考える企業絵本は、会社の商品を紹介するパンフレットを絵本に置き換えたものではありません。
例えば、
- 創業した理由
- 創業者が大切にしてきた想い
- 会社が乗り越えてきた出来事
- 社員やお客さんとのエピソード
- 企業理念が生まれた背景
- これから実現したい未来
そうした会社の中にある出来事を聞き、一つの物語として再構成します。
つまり、
「何をしている会社なのか」だけではなく、「なぜこの会社があるのか」を伝えるもの。
僕は、そこに企業絵本の面白さがあると思っています。
企業理念は「書いてある」だけでは伝わらない
企業理念やミッションを掲げている会社はたくさんあります。
でも、その言葉が生まれた理由まで社員全員が知っているでしょうか。
例えば、
「地域社会への貢献」
という一文だけを見る。
それと、
創業者が地域の人に助けられながら最初のお店を開き、
「いつかこの街に恩返しをしたい。」
と思うようになった出来事を読む。
同じ理念でも、受け取り方は変わると思います。
言葉の後ろにある「なぜ」を伝える。
そこに物語の役割があります。
なぜ会社のストーリーを「絵本」にするのか
会社の歴史を伝える方法なら、動画や会社案内、ホームページなど、ほかにもたくさんあります。
その中で僕が絵本を面白いと思う理由は、
読む人の年齢や役職をあまり選ばないこと。
です。
社長も読める。
新入社員も読める。
就職活動中の学生も読める。
社員の子どもにも読める。
お客さんにも渡せる。
難しい会社の歴史を知らなくても、絵と短い言葉を追いながら物語に入ることができます。
企業絵本の使い方① 周年記念
10周年。30周年。50周年。
会社にとって大きな節目です。
記念品や式典も素敵ですが、僕なら会社が歩いてきた時間そのものを残すという方法も提案したいと思っています。
創業した日のこと。最初の商品。大きな失敗。支えてくれた人。会社が変わるきっかけになった出来事。そして、これからの未来。
周年が終わったあとも本棚に残り、10年後にも開ける。
記念品ではなく「会社の記憶」を残す一冊。
そんな使い方ができます。
企業絵本の使い方② 採用・会社説明会
企業絵本で可能性を感じているもう一つの使い方が、採用です。
求人票を見れば、仕事内容・給与・勤務地・勤務時間・福利厚生などは分かります。
でも、
「なぜ、この会社はこの仕事をしているのか。」
までは伝わりにくいことがあります。
会社説明会や面接の前に企業の物語を読んでもらう。
条件だけではなく、
「この会社の考え方が好きだ。」
という人と出会う入口にする。
そんな採用広報にも使えると思っています。
企業絵本の使い方③ 社内ブランディング
会社が大きくなるほど、創業者と直接話したことのない社員も増えていきます。
すると、会社が始まった頃の出来事や、大切にしてきた考え方を共有することも難しくなります。
企業絵本を、新入社員研修。入社時の配布物。社内イベント。周年。
そうした場面で使うことで、企業理念の背景を共有するツールにもできます。
企業絵本の使い方④ 社員の家族にも会社を知ってもらう
これは、僕が特に面白いと思っている使い方です。
家で子どもから、
「お父さん、お母さんって、どんな会社で働いているの?」
と聞かれたとき。
会社案内を一緒に読む家庭は、あまり多くないと思います。
でも絵本なら、
「こんな会社なんだよ。」
と親子で一緒に開くことができます。
会社と社員だけではなく、その家族まで物語でつなぐ。
企業絵本だからできることの一つだと思っています。
企業絵本の使い方⑤ お客さんや地域へのブランド発信
企業絵本は社内だけで使うものではありません。
店舗に置く。イベントで配る。取引先へ渡す。地域の子どもたちへ届ける。
物語を起点に、キャラクターやグッズ、展示、ワークショップへ広げることもできます。
僕自身、地域イベントでは一枚のアートからロゴ、会場装飾、マップ、Tシャツ、紙コップ、商品パッケージなどへ世界観を展開する制作にも関わっています。
→ 地域イベントにアートを取り入れる意味|街の記憶に残る世界観のつくり方
heyの企業絵本は、まず「話を聞く」ところから始めます
僕がやりたいのは、企業理念の文章をそのまま絵にすることではありません。
まず、話を聞きます。
- なぜ会社を始めたのか
- 最初のお客さんは誰だったのか
- 一番苦しかった時期はいつだったのか
- 忘れられない社員やお客さんとの出来事
- なぜ今の理念になったのか
- これから何を実現したいのか
話していくうちに、会社案内には載っていなかった出来事が出てくることがあります。
僕は、そこにその会社らしさがあると思っています。
格好いい会社に見せるためだけではなく、
「この会社って、こういう人たちがつくってきたんだ。」
と感じてもらえる物語をつくる。
それが、僕が考える企業絵本です。
企業絵本はどうやってつくる?
内容によって変わりますが、基本的には次のような流れで考えます。
- ヒアリング|会社の歴史や想いを聞く
- 物語の設計|何を誰に伝える一冊にするか決める
- ストーリー制作|出来事を一つの物語として構成する
- 絵・デザイン制作|物語に合わせて世界観をつくる
- 確認・調整|企業側と内容を確認する
- 完成|用途に合わせて一冊の形にする
「企業絵本をつくりたいけれど、ストーリーが決まっていない。」
という段階でも問題ありません。
むしろ僕は、まだ形になっていない想いを聞くところから一緒につくりたいと思っています。
よくある質問
費用はどれくらいかかりますか?
ページ数、取材・ヒアリングの内容、印刷部数などによって変わります。まずは「どんな目的で、誰に届けたいか」をお聞きした上で、お見積りをご案内しています。価格は内容によって変動するため、まずはお気軽にご相談ください。
制作にはどれくらい期間がかかりますか?
ヒアリングからページ数、修正回数によって前後します。周年記念など期日が決まっている場合は、そこから逆算してスケジュールをご提案します。
絵本以外の形にもできますか?
会場装飾、グッズ、パッケージなど、物語の世界観をほかの媒体へ展開することも可能です。まずは絵本として一冊にまとめてから、用途に合わせて広げていくケースが多いです。
神奈川県以外の企業でも依頼できますか?
はい、対応可能です。オンラインでのヒアリングも行っていますので、全国どちらの企業様からもご相談いただけます。
ストーリーがまだ何も決まっていなくても相談できますか?
問題ありません。むしろ、まだ言葉になっていない想いを聞くところから始めることが多いです。
会社の歴史を、未来にも読める物語へ
SNSの投稿は流れていきます。広告には掲載期間があります。ホームページも変わっていきます。
でも、一冊の本は誰かの手元に残すことができます。
5年後。10年後。そして会社が次の世代へ引き継がれたとき。
昔つくった一冊を開いて、
「僕たちは、ここから始まったんだ。」
と振り返ることができる。
会社の歴史を、100年後にも読める物語へ。
そんな一冊をつくれたらと思っています。
企業絵本・ブランドストーリー制作のご相談
heyでは、企業理念・創業ストーリー・周年記念・採用・地域との取り組みなどをもとに、企業や店舗の物語を絵本やアートとして形にするご相談をお受けしています。
まだ企画が決まっていなくても大丈夫です。
「来年、会社が◯周年を迎える。」
「創業者の想いを残しておきたい。」
「採用で会社らしさを伝えたい。」
そんな段階から、お話を聞かせてください。
あわせて読みたい
→ 地域イベントにアートを取り入れる意味|街の記憶に残る世界観のつくり方
→ 結婚・出産・記念日に絵を贈る|写真とは違う「オーダーアート」という残し方
僕は画家・絵本作家として、「想いを、物語に。」をテーマに活動しています。
お問い合わせ:こちら
Instagram:@te_to_te_____
SHOP:heyart.base.shop
